看護師が使う用語

最近、看護師の仕事をしていて思うことがあるのですが、医療事故の全貌を明らかにすることや、診察の結果、そして手術の内容を、患者さんや家族に伝えるために、カルテを開示する方向で進んでいるのですが、色々な矛盾が生じてきています。

カルテには医師や看護師など、医療の従事者でないと分からない言葉も使われており、一般の人が見ても分からないもので、中にはドイツ語や英語を用いる事も少なくありません。

これは、患者さん視線で考えられている事ですので、私としても賛成なのですが、誰もが分かるように英語やドイツ語を使わないようにしている看護師もいます。

まだ統一性が図れていないわけですが、これには様々な矛盾が生じているからであり、全て日本語で表示する事によって、医療用語や看護用語が使われなくなってしまいます。

全世界で共通となっている医療用語を使わなくなる事により、看護レベルが低下するばかりではなく、グローバル社会となっている現代では致命的であるとも言えます。

カルテを分かりやすいものにすると言う点は良いのですが、バランスが取れなくなってしまいますので、単純に分かりやすいカルテにすると言うことではなく、患者さんや家族でも理解できるものにするために、どのような工夫が必要かを考えるべきなのです。

例えば、通常のカルテを開示すると伴に、英語やドイツ語で書かれている分に関しては翻訳するとか、日本語以外の部分を理解できるように別紙を用意するなど、方法を考えたら幾つか出てきそうですので、最善の方法を探してほしいと思います。

看護師を指導する

私の看護師の立場として、職場の人間を指導する役割があるのですが、役職などに付いているわけでもなく、サラリーマンでいう平社員と変わらない立場なのですが、なぜ教育係として指導をしているかと言いますと、それは他でもない、看護師の専門家としての在り方を崩さないためであり、病棟の水準を維持しながら高めるためなのです。

同じ看護師を指導すると言うのは、予想しているよりも難しく、指導する方法は同じなのですが、人によって話し方を変えるなど、工夫が必要ですし、看護師のチームワークも大切になってくるので、色々と考えさせられる事が多いです。

看護の経験は、それなりにありますが、30代前半の私ですので、指導する相手が年上である場合も少なくありませんし、特に2つや3つ年の近い看護師ですと、反感をくらう事も少なくありません。

私の指導能力がないと言われてしまえば終いなのですが、確かに年上の看護師が相手であっても、納得させることの出来る能力を持っている人はいるもので、私としては非常に羨ましいと思いますが、看護師としての能力だけでなく、人間能力も磨かれているような気がして、遣り甲斐も感じているので非常に恵まれた環境だと思います。